2025年11月15日(土)・16日(日)に開催されるデザインフェスタvol.62は、東京ビッグサイト西・南ホール全館を舞台に繰り広げられる、アジア最大級の国際的なアートイベントです。約6,500組のクリエイターが集結し、総勢1万人以上のアーティストが参加するこの祭典には、2日間で最大11万人もの来場者が訪れることが予想されています。開催まであと2日と迫った今、多くの方が気になるのは会場の混雑状況ではないでしょうか。デザインフェスタvol.62の東京ビッグサイトでの混雑を事前に把握し、効果的な回避方法を知っておくことで、より快適にイベントを楽しむことができます。本記事では、デザインフェスタvol.62における東京ビッグサイトの混雑状況について詳しく解説するとともに、混雑を避けるための具体的な方法、おすすめのアクセス手段、チケット情報、さらには初めて参加する方へのアドバイスまで、充実した情報をお届けします。この記事を読めば、デザインフェスタvol.62を最大限に楽しむための準備が整うでしょう。

デザインフェスタの歴史と魅力
デザインフェスタの歴史は1994年まで遡ります。記念すべき第1回は、東京ビッグサイトがまだ建設される前の時代、有明の東京国際見本市会場(晴海)で開催されました。それから30年以上にわたり、年2回(5月と11月頃)の開催を継続し、開催回数は60回を超える歴史あるイベントへと成長しました。デザインフェスタ最大の特徴は、「オリジナルであれば無審査でどなたでも参加できる」という画期的なコンセプトにあります。プロ・アマチュアの垣根を越えて、「自由に表現できる場」を提供するアートイベントとして、アートに関する題材で、かつ、オリジナルの作品であれば誰でも出展することができるのです。
そのため、展示内容は実に多彩で、音楽や絵画、雑貨、ファッション、工芸品、写真、人形、パフォーマンスアートなど、ありとあらゆるジャンルの表現が会場に集結します。出展者は日本国内にとどまらず、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど、世界中の国と地域から集まってくる点も大きな魅力です。「アートはみんなのもの」という合い言葉のもと、1万名を超えるアーティストが集まるアジア最大級のアートイベントへと発展しました。来場者数は約6万人から11万人に達し、画家、バンド、ダンサー、小物作家、大道芸人、写真家、詩人など、さまざまなバックグラウンドを持つアーティストが参加しています。
現在では、東京ビッグサイトの西ホール・南ホールの全館を貸し切って開催されるのが通例となっており、その規模は年々拡大しています。東京ビッグサイトという巨大な会場を使用することで、より多くのクリエイターが自由に表現できる空間が提供され、来場者にとっても見応えのある内容となっているのです。
デザインフェスタvol.62のイベント概要
今回のデザインフェスタvol.62では、約6,500組のクリエイターが参加し、年齢・国籍・ジャンルを越えた総勢1万人以上のアーティストが両日とも出展する予定です。開催時間は両日とも10時から18時までとなっており、8時間という長い時間の中で、心を打つアート作品や独特のファッションアイテム、ライブペイント、ファッションショー、さらに美味しいグルメまで、多彩な表現を楽しむことができます。
会場内には、明るいブースエリアと暗いブースエリアという2つの異なる雰囲気のエリアが用意されています。明るいエリアには、オリジナル作品の展示やアクセサリー、絵画などの即売を行うブースが立ち並び、来場者は気軽に作品を手に取ったり、クリエイターと会話を楽しんだりすることができます。一方、会場の照明を落とした暗いブースエリアには、映像作品や照明を効果的に使用した表現が集結しており、没入感のある体験を提供しています。
2025年のトレンド予測として、暗いブースや光の演出など、没入型の展示が増加していることが挙げられます。また、ライブペイントやファッションショーなど、体験型イベントが定着してきており、SNS映えを意識したブースデザインやフォトスポットも拡大していく傾向にあります。今回のvol.62は、東京ビッグサイト西・南ホール全館を使用し、過去最大規模での開催が予定されているため、これまで以上に多彩なアートに出会える絶好の機会となるでしょう。
東京ビッグサイトでの混雑状況の詳細
デザインフェスタvol.62は、その規模と人気から、東京ビッグサイトの会場内外で混雑が発生することが予想されます。特に開場時間前後と昼間の時間帯は、多くの来場者で賑わい、快適に回るためには事前の準備と計画が重要になります。
開場前の待機列について、公式サイトの情報によると、当日は朝5時から並ぶことが可能です。実際には、朝7時頃には既に数人が並び始め、開場時間の1時間前にあたる9時30分頃には約300人が列を作っている状況となります。そして開場時間の10時には、約1,000人もの来場者が入場を待っているという混雑ぶりです。開場直後は入場待ちの列ができるため、スムーズに入場したい方は早めに到着することが強く推奨されます。
会場内の混雑については、午前中から昼過ぎにかけてがピークとなる傾向があります。人気のブースやフードブースは特に混雑し、人気のフード出店者は14時頃に売り切れてしまうこともあります。また、2日目には17時頃から作品を片付け始めるクリエイターもいるため、お目当てのブースがある場合は早めの訪問が重要です。会場周辺の道路についても、午後は交通渋滞が発生することがあります。車で来場を予定している方は、渋滞を考慮した時間計画を立てる必要があるでしょう。
東京ビッグサイトの広大な会場では、人の流れも複雑になります。特に人気のクリエイターのブース周辺や、通路の狭いエリア、フードブースが集中するエリアでは、立ち止まる人が多く、移動に時間がかかることもあります。これらの混雑ポイントを事前に把握しておくことで、効率的な回り方を計画することができます。
効果的な混雑回避のポイント
デザインフェスタvol.62を快適に楽しむための混雑回避のポイントをご紹介します。これらのポイントを押さえることで、東京ビッグサイトでの混雑に巻き込まれず、充実した時間を過ごすことができるでしょう。
まず、開場時間である10時に合わせて早めに到着することが最も効果的な方法です。最寄り駅への到着時間として、9時15分から9時30分頃を目指すと良いでしょう。開場直後は比較的スムーズに会場を回ることができ、人気のブースもゆっくりと見ることができます。朝の時間帯は空気も新鮮で、クリエイターも元気に接客してくれるため、充実したコミュニケーションを楽しめます。
逆に、混雑を避けるもう一つの時間帯として、16時以降があります。この時間帯になると、帰り始める来場者も増え、会場内の人の流れが落ち着いてきます。午前中に混雑を避けたい方や、ゆっくりと作品を見たい方には、午後遅めの時間帯がおすすめです。ただし、2日目の17時頃から作品を片付け始めるクリエイターもいるため、特に見たいブースがある場合は、その点を考慮した計画が必要です。SNS用の写真撮影を考えている方は、15時以降が明るさや人の流れが落ち着く時間帯として適しています。
チケットについては、必ず前売りチケットを購入しておくことをおすすめします。当日券の購入にも時間がかかる場合があるため、事前にチケットを購入しておくことで、スムーズに入場できます。前売り券は当日券よりも200円安いため、経済的にもお得です。電子チケットを購入した場合は、事前にスマートフォンにダウンロードしておき、会場でスムーズに提示できるように準備しておきましょう。
荷物はできるだけコンパクトにすることも重要です。東京ビッグサイトの会場内は多くの人で賑わうため、大きな荷物を持っての移動は大変です。必要最低限の持ち物に絞り、エコバッグやトートバッグを用意して、購入した作品を入れられるようにしておくと便利です。大きな荷物がある場合は、コインロッカーを利用することも検討しましょう。ただし、イベント開催日は早い時間にロッカーが埋まってしまうことが多いため、早めの確保が必要です。
また、会場内は広大なため、事前に公式サイトやSNSで出展者情報をチェックし、お目当てのブースの位置を確認しておくと効率的に回ることができます。人気のクリエイターのブースは早い時間から混雑するため、優先順位を決めて回ることが大切です。西館、南館のどちらなのか、1階、4階どちらなのか、ブースナンバーもメモしておくと、当日スムーズに移動できます。
チケット情報と購入方法
デザインフェスタvol.62のチケットには、前売り券と当日券があり、それぞれ価格と購入方法が異なります。前売り券は、1日券が800円(税込)、両日券が1,500円(税込)です。一方、当日券は、1日券が1,000円(税込)となっており、両日券の取り扱いはありません。つまり、両日とも参加したい方は、必ず前売りで両日券を購入する必要があります。前売り券は当日券よりも200円安くなるため、事前購入が経済的にもお得です。
チケットの購入方法は複数あり、公式サイトのほか、チケットぴあ、ローソンチケット、セブンチケットなどの各種プレイガイド、または原宿にあるデザインフェスタオフィス・ギャラリーでも購入できます。イープラスなどのオンラインチケットサービスでも販売されており、スマートフォンで簡単に購入できる点が便利です。購入後は、電子チケットをスマートフォンにダウンロードしておくか、紙のチケットを印刷して持参しましょう。
前売り券を購入することで、当日券購入の列に並ぶ時間を節約でき、よりスムーズに入場できるため、可能な限り前売り券の購入をおすすめします。特に開場直後の混雑時には、当日券購入の列が長くなることが予想されるため、前売り券を持っていることで、大幅な時間の節約になります。両日参加を予定している方は、前売両日券が必須です。当日販売はないため、必ず事前に購入しておきましょう。
東京ビッグサイトへのアクセス方法
東京ビッグサイトへのアクセス方法について、電車と車の両方をご紹介します。デザインフェスタvol.62のような大規模イベント開催時には、電車でのアクセスが最もおすすめです。最寄り駅は2つあり、それぞれ特徴があります。
りんかい線の国際展示場駅からは、徒歩約7分です。りんかい線はJR埼京線と相互直通運転を行っているため、池袋、新宿、渋谷などの主要駅から乗り換えなしでアクセスできる点が非常に便利です。国際展示場駅から東京ビッグサイトの入口までは、約7分44秒の徒歩時間がかかります。りんかい線を利用する場合、4号車1番ドアに乗車すると、駅の出口に近く便利です。この小さなコツを知っておくだけで、スムーズに移動できます。
ゆりかもめ線の東京ビッグサイト駅からは、徒歩約3分と非常に近く、こちらも便利です。ゆりかもめ線は新橋駅から発着しており、無人運転の新交通システムとして観光客にも人気の路線です。車窓からはレインボーブリッジやお台場の景色を楽しむことができ、イベント前の気分を盛り上げてくれます。駅を降りてすぐに東京ビッグサイトの特徴的な逆三角形の建物が見えるため、迷うことなくアクセスできます。
公共交通機関の利用が推奨される理由として、イベント開催日は会場周辺の道路や駐車場が混雑するためです。特に午後は周辺道路で渋滞が発生しやすいため、電車でのアクセスが確実です。時間が読めることも、電車の大きなメリットです。お目当てのブースを確実に訪れるためにも、時間通りに到着できる電車の利用をおすすめします。
車でのアクセスを検討している方へ、東京ビッグサイトには7つの専用駐車場がありますが、イベント開催日は満車になったり、閉鎖されたりする可能性があります。公式サイトで事前に駐車場の混雑状況を確認し、必要であれば近隣の駐車場を事前に調べておくことをおすすめします。ただし、公式サイトでも公共交通機関の利用を推奨しているため、可能な限り電車でのアクセスを選択することが賢明です。車で来場する場合は、渋滞や駐車場探しに時間がかかることを考慮し、十分な時間的余裕を持って出発しましょう。
デザインフェスタの多彩な楽しみ方
デザインフェスタvol.62では、約6,500組ものクリエイターが出展するため、様々なジャンルのアート作品に出会うことができます。このイベントならではの楽しみ方を知っておくことで、より充実した時間を過ごすことができるでしょう。
まず、事前準備として、公式サイトやSNSで出展者情報をチェックすることをおすすめします。多くのクリエイターが事前にInstagramやTwitter、Xなどで出展情報や作品を公開しているため、気になるブースをピックアップしておくと、当日効率的に回ることができます。ハッシュタグ「#デザフェス」「#デザインフェスタ」「#デザフェスvol62」などで検索すると、多くの情報を得ることができます。
会場では、オリジナルのアート作品、ハンドメイドのアクセサリー、洋服、雑貨、イラスト、写真、立体作品など、多岐にわたる作品が展示・販売されています。プロからアマチュアまで、幅広いクリエイターが参加しており、一点ものの作品も多いため、気に入った作品があれば早めに購入することをおすすめします。「後でもう一度来よう」と思っても、広い東京ビッグサイトの会場で同じブースに戻るのは意外と大変です。
ライブペイントやファッションショーなどのパフォーマンスも見どころの一つです。会場内では随時様々なパフォーマンスが行われており、その場でしか見られない表現を楽しむことができます。クリエイターが目の前で作品を作り上げていく過程を見ることができるライブペイントは、特に人気が高く、多くの来場者が足を止めて鑑賞しています。
フードブースも充実しており、世界各国の料理や創作料理など、多彩なグルメを楽しめます。ただし、人気の出店者は14時頃に売り切れることもあるため、早めに訪れることをおすすめします。お昼時(12時~14時)はフードエリアが最も混雑するため、11時頃の早めの時間や、14時半以降の遅めの時間に食事をとると、比較的スムーズに購入できます。
SNS映えするフォトスポットも会場内に多数設置されています。2025年のトレンドとして、SNS映えを意識したブースデザインが増加しているため、思い出に残る写真を撮影することができます。撮影は15時以降の時間帯が、明るさと人の流れのバランスが良く、おすすめです。ただし、作品の撮影については、各ブースで必ず許可を取ってから撮影するようにしましょう。クリエイターによっては撮影を禁止している場合もあります。
また、デザインフェスタでは、クリエイターとの交流も楽しみの一つです。多くのクリエイターがブースに常駐しているため、作品について直接話を聞いたり、制作過程を知ったりすることができます。気軽に声をかけてみると、作品への理解が深まり、より楽しめるでしょう。クリエイターは自分の作品について語ることを喜びますので、興味を持ったら積極的に質問してみてください。
出展作品の豊富なジャンル
デザインフェスタvol.62では、実に多彩なジャンルの作品が展示されます。イラスト、雑貨、アクセサリー、写真、ファッション、ライブペイントまで、あらゆる「表現」が並ぶアートの祭典です。それぞれのジャンルについて詳しく見ていきましょう。
絵画・イラスト分野では、油絵、水彩画、アクリル画、デジタルイラスト、漫画、似顔絵など、様々な技法と表現方法の作品が並びます。原画の展示販売やポストカード、ポスターなどのグッズ販売も行われており、お気に入りのアーティストの作品を手頃な価格で購入することもできます。プロの画家からこれから活動を始めるアマチュアまで、幅広いレベルのアーティストが参加しているため、新しい才能の発見も楽しみの一つです。
ハンドメイドアクセサリーのブースでは、ピアス、イヤリング、ネックレス、リング、ブレスレットなど、オリジナルデザインのアクセサリーが豊富に揃います。天然石、レジン、金属、布、革など、様々な素材を使った作品があり、一点ものも多いため、気に入ったものがあれば即購入がおすすめです。価格帯も幅広く、数百円から数万円まで、予算に応じて選ぶことができます。
ファッション関連では、オリジナルデザインの洋服、帽子、バッグ、靴などが販売されています。個性的なデザインや珍しい素材を使った作品も多く、他では手に入らないアイテムに出会えるチャンスです。また、ファッションショーも随時開催され、ランウェイでのショーパフォーマンスも楽しめます。デザイナー自身がモデルを務めることもあり、作品への想いを直接感じることができます。
雑貨分野では、文房具、キャンドル、石鹸、陶器、木工品、ぬいぐるみ、人形など、生活を彩るオリジナル雑貨が並びます。実用的でありながらアート性の高い作品が多いのが特徴です。日常生活に取り入れやすいアート作品として、プレゼントにも人気があります。
写真作品の展示では、風景写真、ポートレート、アート写真など、プロからアマチュアまで様々な作家の作品が展示されています。写真集の販売やプリント販売も行われており、お気に入りの一枚を購入して自宅に飾ることもできます。
立体作品・彫刻のブースでは、木彫り、石彫り、粘土造形、フィギュア、オブジェなど、三次元の表現作品が展示されています。迫力のある大型作品から、手のひらサイズの繊細な作品まで、様々なスケールの作品があります。立体作品は平面作品とは異なる魅力があり、様々な角度から鑑賞する楽しみがあります。
パフォーマンスアートでは、ライブペイント(その場で絵を描くパフォーマンス)、音楽ライブ、ダンス、大道芸、パフォーマンスアートなど、時間限定で行われる表現も数多くあります。事前に公式サイトやSNSでタイムスケジュールをチェックしておくと、見逃しを防げます。
フードエリアの魅力と人気店
デザインフェスタvol.62では、アート作品だけでなく、グルメも大きな楽しみの一つです。東京ビッグサイトの会場内のフードエリアには、様々な出店者が集まり、多彩な料理を提供しています。
人気のフード出店者として、埼玉から出店する「菓子工房 osanji time」があります。デザインフェスタ限定版のクッキー缶に7種類の美味しいサブレが詰まっており、パウンドケーキ、レモンケーキ、シフォンケーキ、キッシュ、タルト、各種チーズケーキなども販売されています。丁寧に作られた焼き菓子は、イベント後の楽しみとして持ち帰るのにも最適です。
「French Tarts & Quiches」では、本場フランスの材料を使った手作りタルトが楽しめます。デザインフェスタ限定の「ジロール茸とゴルゴンゾーラのキッシュ」をはじめ、カヌレやフレンチバタークッキーなども人気です。本格的なフランスの味を東京ビッグサイトで楽しめるのは、特別な体験です。
「chocolateir KAITO」は、パティシエ・ショコラティエの三浦氏が手がけるチョコレート専門店で、ビターとミルクのシンプルなスティックタイプのチョコレートを、デザインフェスタ限定版で販売しています。シンプルながら素材にこだわった上質なチョコレートは、アート鑑賞の合間の休憩にぴったりです。
「Neapolitan Pizza」では、イタリア政府認定の職人が焼く本格的な薪窯ナポリピザが楽しめます。デザインフェスタ限定の日伊融合ピザ「南高梅とツナのピザ」など、ユニークなメニューも用意されています。クラフトビールやイタリアワインとの組み合わせも楽しめるため、大人の休憩時間を満喫できます。
「Argentine Empanadas」では、アルゼンチンの伝統料理エンパナーダを6種類(牛肉、鶏肉、チーズ&ネギ、チョリソー、グルメ、リコッタチーズ&ほうれん草)提供しており、ビール、ワイン、サングリアも楽しめます。日本ではあまり馴染みのないアルゼンチン料理を味わえる貴重な機会です。
人気のフード出店者は14時頃に売り切れることもあるため、お目当てのグルメがある場合は、早めの時間帯に訪れることをおすすめします。また、昼食時(12時~14時)は特に混雑するため、時間をずらすとスムーズに購入できます。フードを楽しみながらアート鑑賞の疲れを癒すことで、午後もエネルギッシュに会場を回ることができるでしょう。
初めて参加する方へのアドバイス
初めてデザインフェスタに参加する方に向けて、より快適に楽しむためのアドバイスをまとめます。これらのポイントを押さえることで、初めてでも安心してイベントを楽しむことができます。
服装については、「動きやすさ」と「温度調整のしやすさ」が重要です。東京ビッグサイトの会場は非常に広大で、一日で数キロ歩くことも珍しくありません。歩きやすい靴は必須で、スニーカーや履き慣れたウォーキングシューズがおすすめです。ヒールやサンダルは避けた方が無難です。会場内は人が多いため、季節によっては暑くなることもあります。11月中旬の開催とはいえ、室内は人の熱気で温度が上がることもあるため、体温調節しやすいよう、脱ぎ着しやすい服装を選びましょう。
バッグは両手が空くタイプがおすすめです。ショルダーバッグやリュックサックなら、作品を見たり購入したりする際に便利です。ただし、リュックサックは混雑時に他の来場者にぶつかりやすいため、前に抱えるか、手提げタイプに切り替えられるものが理想的です。購入した作品を入れるために、大きめのエコバッグやトートバッグも持参すると良いでしょう。
現金の準備について、特に重要なポイントがあります。デザインフェスタでは現金払いが基本です。出展者の多くは個人クリエイターであり、キャッシュレス決済に対応していないブースがほとんどです。また、デザインフェスタでは両替を行うことができません。千円札を多めに用意していくのがマナーとされています。高額紙幣だとお釣りが不足する可能性があるため、事前に千円札を多めに用意しておくと、出展者にも喜ばれ、スムーズな買い物ができます。
事前準備として、お目当ての出展者やブランドがある方は、出店ブースを必ずチェックしておきましょう。西館、南館のどちらなのか、1階、4階どちらなのか、ブースナンバーもメモっておくと、当日スムーズに回れます。公式サイトやSNSで事前に情報収集しておくことで、限られた時間を有効に使えます。広い東京ビッグサイトの会場で迷わないためにも、事前のリサーチは重要です。
食事のタイミングについても工夫が必要です。昼食時(12時~14時)はフードエリアが最も混雑します。11時頃の早めの時間や、14時半以降の遅めの時間に食事をとると、比較的スムーズです。また、会場内で食事をとる場所も限られているため、立ち食いになることも覚悟しておきましょう。
両日参加を予定している方は、「前売両日券」が必須です。当日販売はないので要注意です。1日目で見きれなかったブースを2日目に回る、といった楽しみ方もできるため、時間に余裕がある方は両日参加がおすすめです。2日間かけてゆっくりと会場を回ることで、より多くの作品に出会い、充実した体験ができるでしょう。
持ち物と注意点
デザインフェスタvol.62を快適に楽しむために、おすすめの持ち物と注意点をご紹介します。準備をしっかりとすることで、当日は心置きなくアートを楽しむことができます。
まず、チケットは必須です。スマートフォンでの電子チケットを購入した場合は、事前にダウンロードして、会場で提示できるように準備しておきましょう。電波が悪い場合に備えて、スクリーンショットを保存しておくのも良い方法です。
現金を多めに用意することをおすすめします。多くのブースが現金のみの対応となっているため、ATMに並ぶ時間を節約するためにも、事前に十分な現金を用意しておくと良いでしょう。目安としては、1万円から2万円程度を用意しておくと安心です。
エコバッグやトートバッグは必須アイテムです。購入した作品を入れるために、大きめのバッグを持参すると便利です。作品が増えてきたら、東京ビッグサイト内のロッカーを利用するのも一つの方法です。ただし、ロッカーは早い時間に埋まってしまうことが多いため、早めの確保をおすすめします。
飲み物は会場内でも購入できますが、混雑時には時間がかかる場合があるため、ペットボトルを1本持参すると安心です。会場内は人が多く、歩き回ることも多いため、こまめな水分補給が大切です。
スマートフォンの充電も重要です。写真撮影や出展者情報の確認、電子チケットの提示などでバッテリーを消費するため、モバイルバッテリーを持参することをおすすめします。一日中会場にいる場合、バッテリーが切れてしまうと不便ですので、十分な容量のモバイルバッテリーを用意しましょう。
歩きやすい靴を履くことも大切です。会場は非常に広く、長時間歩き回ることになるため、履き慣れた歩きやすい靴で参加しましょう。東京ビッグサイトの広大な会場では、一日で数キロ歩くことも珍しくありません。
注意点として、会場内は非常に混雑するため、貴重品の管理には十分注意してください。リュックサックを前に抱えたり、貴重品はファスナー付きのポケットに入れたりするなど、防犯対策を心がけましょう。また、作品の撮影については、各ブースで許可を取ってから撮影するようにしましょう。クリエイターによっては撮影を禁止している場合もあります。撮影可能な場合でも、フラッシュは控えめにし、他の来場者の邪魔にならないよう配慮しましょう。
大きな荷物やキャリーケースは、会場内の移動を困難にするだけでなく、他の来場者の迷惑になる可能性があります。可能な限りコンパクトな荷物で参加し、必要に応じてコインロッカーを利用すると良いでしょう。
よくある質問
デザインフェスタvol.62に関して、よくある質問をまとめました。これらの情報を事前に知っておくことで、当日の不安を解消できます。
再入場については、可能です。チケットを提示すれば、当日中であれば何度でも再入場できます。一度東京ビッグサイトの会場を出て、近くのカフェで休憩したり、お台場エリアを散策したりすることもできます。長時間のイベントですので、適度に休憩を取りながら楽しむことをおすすめします。
会場内に荷物を預ける場所については、東京ビッグサイト内にはコインロッカーがありますが、イベント開催日は早い時間に埋まってしまうことが多いです。必要最低限の荷物で来場するか、最寄り駅のコインロッカーを利用することをおすすめします。国際展示場駅やゆりかもめ線の駅にもロッカーがありますので、そちらも検討しましょう。
ベビーカーでの入場については、可能です。ただし、会場内は非常に混雑するため、抱っこ紐を併用するとより快適に過ごせます。授乳室やおむつ替えスペースも東京ビッグサイト内に用意されていますので、小さなお子様連れでも安心して参加できます。
ペットと一緒に入場できるかについては、基本的にペット同伴での入場はできません。盲導犬などの補助犬は入場可能です。ペットと一緒に参加したい気持ちはわかりますが、会場内は多くの人で混雑するため、ペットにとってもストレスになる可能性があります。
作品の撮影については、各ブースによって撮影ポリシーが異なります。必ず出展者に許可を取ってから撮影してください。撮影禁止のブースもありますので、マナーを守って楽しみましょう。許可を得た場合でも、他の来場者の邪魔にならないよう配慮が必要です。
クレジットカードや電子マネーについては、一部のブースでは使用できる場合もありますが、大半のブースは現金のみの対応です。必ず現金を多めに用意してきてください。キャッシュレス化が進む現代ですが、デザインフェスタでは現金が基本です。
雨天でも開催されるかについては、東京ビッグサイトは屋内施設のため、雨天でも通常通り開催されます。ただし、会場への移動時に濡れる可能性があるため、雨具の用意をおすすめします。11月中旬は天候が変わりやすい時期ですので、折りたたみ傘を持参すると安心です。
東京ビッグサイト周辺の情報
東京ビッグサイト周辺には、イベントの合間に立ち寄れるスポットもあります。デザインフェスタvol.62の後に、お台場エリアを楽しむ計画を立てるのもおすすめです。
お台場エリアは、東京ビッグサイトから徒歩圏内にあり、ショッピングモール「ダイバーシティ東京」や「アクアシティお台場」、「デックス東京ビーチ」などがあります。イベントの合間に食事をしたり、買い物を楽しんだりすることができます。ダイバーシティ東京には等身大のガンダム像(夜間はライトアップされます)があり、アート鑑賞の後にエンターテインメントを楽しむのに最適です。
また、お台場海浜公園では、レインボーブリッジや東京の景色を眺めながら散歩を楽しめます。イベント後にお台場エリアを観光する計画を立てるのもおすすめです。特に夕暮れ時のレインボーブリッジは美しく、デザインフェスタで疲れた体を癒してくれるでしょう。
国際展示場駅周辺には、コンビニエンスストアやカフェもありますので、事前に飲み物やちょっとした食べ物を購入することも可能です。ただし、イベント開催日は混雑が予想されるため、時間に余裕を持って行動しましょう。
東京ビッグサイト周辺は、ビジネスエリアでもあるため、平日は多くのビジネスマンで賑わっていますが、週末はイベント来場者や観光客が中心となります。デザインフェスタvol.62の開催される11月15日・16日は土日ですので、お台場エリア全体が賑やかな雰囲気となるでしょう。
デザインフェスタの楽しみ方のコツ
デザインフェスタを最大限に楽しむためのコツをいくつかご紹介します。これらのポイントを押さえることで、より充実した体験ができます。
まず、時間配分を考えることが重要です。6,500ものブースを全て見ることは不可能です。事前に絶対に見たいブースをリストアップし、優先順位を決めておくことが大切です。また、東京ビッグサイトの会場マップを事前にチェックし、効率的な回り方を計画しておくと良いでしょう。西館と南館を行き来するのにも時間がかかりますので、エリアごとにまとめて回る計画を立てることをおすすめします。
お気に入りの作品を見つけたら、その場で購入することをおすすめします。「後でもう一度来よう」と思っても、広い会場で同じブースに戻るのは意外と大変です。また、人気の作品は早い時間に売り切れることもあるため、迷ったらその場で決断することが重要です。一点ものの作品も多いため、後で後悔しないためにも、即断即決の姿勢が大切です。
クリエイターとの会話を楽しむことも、デザインフェスタの醍醐味です。作品について質問したり、制作秘話を聞いたりすることで、作品への理解が深まり、より愛着が湧きます。多くのクリエイターは自分の作品について語ることを喜びますので、気軽に声をかけてみてください。「この作品はどのようにして作られたのですか」「このデザインのインスピレーションは何ですか」といった質問をすることで、より深い体験ができます。
適度に休憩を取ることも忘れずに。長時間歩き回ると疲れてしまい、後半は集中力が落ちてしまいます。会場内外に休憩できるスペースやカフェがありますので、適度に休憩を取りながら、最後まで楽しめるように体力を温存しましょう。東京ビッグサイトの会場は広大ですので、無理をせず、自分のペースで回ることが大切です。
SNS活用もおすすめです。「#デザフェス」「#デザインフェスタ」「#デザフェスvol62」などのハッシュタグで検索すると、他の来場者の投稿を見ることができます。おすすめブースの情報や混雑状況など、リアルタイムの情報を得られることもあります。また、自分の発見をシェアすることで、イベントの楽しさがさらに広がります。お気に入りの作品を見つけたら、クリエイターの許可を得て写真を撮影し、SNSでシェアすることで、そのクリエイターの応援にもなります。
2025年のデザインフェスタvol.62の特徴
2025年のデザインフェスタvol.62は、過去最大規模での開催が予定されており、いくつかの特徴的なポイントがあります。これらのトレンドを把握しておくことで、より楽しみ方の幅が広がります。
まず、没入型の展示の増加が挙げられます。暗いブースや光の演出など、来場者が作品の世界観に没入できるような展示が増えています。これまでの平面的な展示から、空間全体を使った体験型の展示へとシフトしている傾向が見られます。東京ビッグサイトの広大なスペースを活用した、大規模なインスタレーション作品も期待できるでしょう。
次に、体験型イベントの定着です。ライブペイントやファッションショーなど、見るだけでなく体験できるイベントが定着してきています。クリエイターと来場者との距離が近く、制作過程を間近で見られることは、デザインフェスタならではの魅力です。時間限定のパフォーマンスも多いため、事前にスケジュールをチェックしておくことをおすすめします。
また、SNS映えを意識したブースデザインやフォトスポットの拡大も特徴的です。2025年はさらにこの傾向が強まると予想されています。クリエイターたちも、作品だけでなく、ブース全体のデザインや演出にこだわっており、訪れた人が思わず写真を撮りたくなるような空間づくりが進んでいます。
さらに、国際色の豊かさも年々増しています。アジア、ヨーロッパ、アメリカなど、世界中からクリエイターが集まり、多様な文化や表現に触れることができます。グローバルな視点でのアート体験ができることも、デザインフェスタvol.62の大きな魅力です。
東京ビッグサイト西・南ホール全館を使用する今回の開催は、これまで以上に充実した内容となることが期待されています。過去のデザインフェスタに参加したことがある方も、新しい発見があるはずです。
まとめと当日に向けて
デザインフェスタvol.62は、2025年11月15日・16日に東京ビッグサイト西・南ホール全館で開催される、アジア最大級のアートイベントです。約6,500組のクリエイターが出展し、2日間で最大11万人が訪れる大規模なイベントのため、東京ビッグサイトでの混雑が予想されます。
混雑を回避するためには、開場時間である10時に合わせて9時15分から9時30分頃に最寄り駅に到着する、または16時以降の時間帯を狙うことがポイントです。チケットは前売り券を購入することで、当日券購入の列を避け、スムーズに入場できます。前売り1日券は800円、両日券は1,500円で、当日券は1日券のみ1,000円です。両日参加を予定している方は、必ず前売り両日券を購入しておきましょう。
アクセスは、りんかい線国際展示場駅(徒歩約7分)、またはゆりかもめ線東京ビッグサイト駅(徒歩約3分)が最寄り駅です。会場周辺は混雑が予想されるため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。車での来場は、駐車場の混雑や周辺道路の渋滞を考慮すると、避けた方が無難です。
会場では、オリジナルのアート作品、ハンドメイドアクセサリー、ファッションアイテム、ライブペイント、ファッションショー、グルメなど、多彩な表現を楽しむことができます。2025年のトレンドとして、没入型の展示や体験型イベント、SNS映えを意識したブースが増加しており、過去最大規模での開催となる今回は、これまで以上に充実した内容が期待できます。
事前に出展者情報をチェックし、お目当てのブースをピックアップしておくことで、効率的に会場を回ることができます。現金(千円札を多めに)、エコバッグ、モバイルバッテリー、歩きやすい靴を準備して、デザインフェスタvol.62を存分に楽しんでください。
デザインフェスタvol.62は、アートとクリエイティビティが溢れる、他に類を見ないイベントです。プロからアマチュアまで、1万人以上のアーティストが一堂に会し、それぞれの「表現」を発信する場は、訪れる人に新たな発見と感動を与えてくれます。混雑は避けられませんが、事前の準備と情報収集、当日の時間配分を工夫することで、より快適に、より多くの作品と出会うことができるでしょう。
初めて参加する方も、リピーターの方も、デザインフェスタvol.62では必ず新しい発見があるはずです。お気に入りのアーティストとの出会い、心に残る作品との出会い、そして新しい価値観との出会いが、あなたを待っています。2025年11月15日・16日、東京ビッグサイトで開催されるデザインフェスタvol.62で、アジア最大級のアートの祭典を体験し、忘れられない週末を過ごしてください。事前の準備をしっかりと行い、当日は存分にアートの世界を楽しみましょう。混雑も含めてイベントの熱気の一部として楽しむ心構えで、素晴らしい体験をしてきてください。

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