東京の主要ターミナル駅である池袋に、新たな食の魅力が誕生しました。西武池袋本店が2025年9月から段階的に実施している地下食品フロアのリニューアルは、デパ地下ファンや食にこだわる方々から大きな注目を集めています。百貨店初出店となる11ショップを含む41の新店舗が加わり、約180ショップからなる日本最大級のデパ地下として生まれ変わりました。池袋西武デパ地下リニューアルでは、世界最高峰の海外メゾンから日本の伝統的な老舗和菓子店まで、多彩なテナントが集結しています。注目の新店舗には、関東初出店となる「シェ・シバタ」や百貨店初出店の「CC’s Cookie」など、これまで気軽に味わうことができなかったブランドも含まれており、訪れるたびに新しい発見が待っています。この一覧では、85ブランド400種類という百貨店最大級の弁当の品揃えをはじめ、充実したスイーツ、パン、惣菜など、リニューアルされた西武池袋本店のデパ地下の魅力を詳しくご紹介します。

リニューアルオープンの全体スケジュールと段階的な展開
西武池袋本店の地下食品フロアリニューアルは、2025年9月から2026年1月にかけて段階的に進められています。最初のオープンとなったのは、2025年9月17日の水曜日でした。この日、地下1階のスイーツ&ギフトフロアが先行オープンし、連日多くのお客様で賑わいを見せました。開店前から行列ができるほどの盛況ぶりで、特に百貨店初出店のショップや関東初出店のショップには、朝早くから多くのファンが詰めかけました。
続いて9月25日の木曜日には、地下1階のブーランジェリーフロアと地下2階のデリフロアが同時にオープンしました。ブーランジェリーフロアでは、本格的なフランスパンから毎日の食卓に欠かせない食パンまで、幅広いパンの品揃えが実現しています。デリフロアでは、和食、洋食、中華、エスニックなど、さまざまなジャンルの惣菜が並び、仕事帰りのビジネスパーソンや主婦の方々の強い味方となっています。
その後、2025年10月以降には地下1階にBENTO Stationがオープンする予定です。このエリアは弁当専門のコーナーとして設計されており、ビジネスランチから家族の夕食まで、さまざまなシーンに対応した弁当が揃います。さらに、2026年1月以降には地下2階の生鮮食品・酒類フロアがオープンし、すべてのリニューアルが完成します。生鮮食品フロアでは、全国各地から厳選された旬の野菜や果物、ブランド牛や銘柄豚などの精肉、新鮮な鮮魚が並び、酒類フロアでは日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキーなど、豊富な種類のお酒が揃う予定です。
このように段階的にオープンすることで、各テナントが万全の準備を整え、お客様により良いショッピング体験を提供できるよう配慮されています。また、段階的なオープンは、お客様にとっても何度も訪れる楽しみを提供しており、新しいフロアがオープンするたびに新たな発見と出会いがあります。
地下1階スイーツ&ギフトフロアの充実した顔ぶれ
地下1階のスイーツ&ギフトフロアは、池袋西武デパ地下リニューアルの中でも特に注目を集めているエリアです。25の人気スイーツショップが集結し、そのうち10ショップが新規出店となりました。生ケーキの品揃えが特に充実しており、旬のフルーツやこだわりの素材を使った季節感あふれるケーキが並んでいます。
シェ・シバタは、関東初出店として大きな話題を集めています。パティシエ柴田武氏が手掛けるこのパティスリーは、繊細な技術と厳選された素材で作られるケーキやチョコレートで知られています。一つ一つのケーキが芸術作品のように美しく、味わいも洗練されており、贈り物としても自分へのご褒美としても最適です。フランス菓子の伝統的な技法を守りながらも、現代的なアレンジを加えた独創的なスイーツは、多くのパティシエやスイーツ愛好家から高い評価を受けています。
日本橋千疋屋総本店は、創業190年以上の歴史を誇る果物専門店です。最高品質のフルーツを使用したフルーツサンドやゼリー、焼き菓子などが揃い、季節ごとの旬の味覚を楽しめます。特に、マスクメロンやマンゴー、いちごなどの高級フルーツを贅沢に使用したパフェやタルトは、見た目も華やかで、特別な日のデザートとして人気があります。千疋屋の強みは、長年培ってきた目利きの技術にあり、最高の状態のフルーツだけを厳選して提供しています。
メゾン・ダーニは、フランスの伝統的な製法で作られるジャムやコンフィチュールの専門店です。厳選されたフルーツを丁寧に煮詰めた贅沢な味わいが特徴で、パンやヨーグルトとの相性も抜群です。季節限定のフレーバーも登場し、春にはいちごやルバーブ、夏には桃やアプリコット、秋にはいちじくや栗、冬には柑橘類を使ったコンフィチュールが楽しめます。砂糖の使用を控えめにし、フルーツ本来の味わいを大切にした製法は、健康志向の方にも支持されています。
ルノートルは、パリで1957年に創業したフランスの老舗パティスリーです。フランス料理界の巨匠、ガストン・ルノートル氏が始めたこのブランドは、伝統的なフランス菓子の技術を守りながらも、常に革新的な商品を生み出してきました。マカロンやエクレア、タルトなど、どれも本場フランスの味を日本で楽しめる貴重な機会となっています。特に、マカロンは外はサクッと中はしっとりとした理想的な食感で、ピスタチオ、ラズベリー、ショコラなど、さまざまなフレーバーが揃っています。
ピエール マルコリーニは、ベルギー出身のショコラティエ、ピエール・マルコリーニ氏が手掛けるチョコレート専門店です。カカオ豆の選定から焙煎、成形まで、すべての工程を自社で管理する「ビーントゥバー」スタイルを採用しており、カカオ本来の風味を最大限に引き出したチョコレートが特徴です。産地ごとに異なるカカオの個性を活かしたタブレットや、季節ごとに変わる限定フレーバーのボンボンショコラは、チョコレート愛好家の間では必見の商品として知られています。バレンタインデーやホワイトデーの時期には、特別なコレクションが登場し、大変な人気を集めています。
ブノワ・ニアンは、MOF(Meilleur Ouvrier de France:フランス最優秀職人)の称号を持つブノワ・ニアン氏のパティスリーです。MOFは、フランスの職人に与えられる最高の栄誉であり、その技術は世界トップクラスと認められています。ブノワ・ニアン氏のケーキは、芸術的な美しさと繊細な味わいが特徴で、特別な日のケーキとして選ばれることが多いです。一つ一つのケーキに込められた職人の技と情熱は、食べる人に感動を与えてくれます。
CC’s Cookieは、百貨店初出店として注目を集めているアメリカンスタイルのクッキー専門店です。しっとりとした食感とチョコレートチップやナッツがたっぷり入ったクッキーは、アメリカの家庭の味を再現しています。大きめのサイズで食べ応えがあり、コーヒーや牛乳と一緒に楽しむのがおすすめです。プレーンなチョコレートチップクッキーから、ダブルチョコレート、オートミールレーズン、ピーナッツバターなど、さまざまなフレーバーが揃っており、お子様から大人まで幅広い年齢層に支持されています。
太陽のガレットも百貨店初出店のブランドです。フランス・ブルターニュ地方の伝統的なガレットを日本風にアレンジしており、そば粉を使用した香ばしいガレットは、甘いフィリングを挟んでデザートとしても、ハムやチーズを挟んで食事としても楽しめる万能なスイーツです。バターと卵の風味が豊かで、もっちりとした食感とサクサクの表面のコントラストが楽しめます。
キャラメルTOKYOは、東京発のキャラメル専門店です。生キャラメルから固めのキャラメルまで、さまざまなタイプのキャラメルが揃っています。フレーバーも、定番のミルクキャラメルから、抹茶、ほうじ茶、フルーツなど、バラエティ豊かです。濃厚でクリーミーな味わいは、ギフトとしても人気があり、おしゃれなパッケージも魅力的です。
パリバターショコラは、フランス産発酵バターをたっぷり使用した焼き菓子専門店です。バターの芳醇な香りとサクサクの食感が特徴のクッキーやサブレは、シンプルながら素材の良さが際立つ味わいです。紅茶やコーヒーとの相性が良く、ティータイムのお供として最適です。
DI CLASSEは、イタリアンスタイルのスイーツを提供するブランドです。ティラミスやパンナコッタ、ジェラートなど、イタリアの定番デザートが揃っており、本格的なイタリアンの味を気軽に楽しめます。エスプレッソをたっぷり染み込ませたスポンジとマスカルポーネチーズのクリームが絶妙なティラミスは、イタリアン好きには外せない逸品です。
足立音衛門は、京都の栗菓子専門店です。丹波栗をはじめとする厳選された栗を使用したパウンドケーキやモンブランは、栗の風味を最大限に引き出した贅沢な味わいです。特に、栗がゴロゴロと入ったパウンドケーキは、栗好きにはたまらない一品です。フロア内厨房で栗のフィナンシェを焼き上げており、焼きたての香ばしい香りが漂うのも魅力です。
鶴屋吉信は、京都で200年以上の歴史を持つ和菓子の名店です。伝統的な製法で作られる上生菓子は、四季折々の風情を表現した美しい芸術作品のようです。春には桜、夏には朝顔、秋には紅葉、冬には雪景色をモチーフにした和菓子は、見た目の美しさだけでなく、繊細な味わいも楽しめます。また、代表的な商品である「柚餅」は、柚子の香りが爽やかな求肥を、上品な甘さの餡で包んだ逸品です。フロア内厨房では、職人が目の前で大福を作る様子を見ることができ、柔らかいお餅で餡を包む技術は長年の修業で培われたもので、その手さばきを見るだけでも価値があります。
京みたらし梅園は、京都のみたらし団子専門店です。もっちりとした食感の団子に、甘辛いタレがたっぷりとかけられたみたらし団子は、昔ながらの製法で作られています。一本一本丁寧に串に刺された団子は、食べやすく、お子様からお年寄りまで幅広い年齢層に愛されています。フロア内厨房では、注文を受けてから団子を作り、炭火で焼き上げています。焼きたての香ばしさと柔らかさが同時に楽しめるのは、デパ地下ならではの贅沢です。
ザ・ロイヤルベイクは、英国王室御用達のベーカリーをイメージした焼き菓子専門店です。スコーンやビスケットなど、英国伝統の焼き菓子を楽しめます。フロア内厨房でスコーンを焼きたての状態で提供しており、外はサクッと、中はしっとりとした食感のスコーンは、クロテッドクリームやジャムと合わせて、本格的なアフタヌーンティーの雰囲気を味わえます。
たねやは、滋賀県近江八幡市に本店を構える和菓子店です。近江米を使用したどら焼きや最中など、素材の味を活かした和菓子が人気です。また、たねやグループのバウムクーヘン専門店「クラブハリエ」も併設されており、和菓子と洋菓子の両方を楽しめます。しっとりとしたバウムクーヘンは、一層一層丁寧に焼き上げられており、バターの風味と優しい甘さが特徴です。
卯花墻・味小路は、京都の老舗料亭が手掛ける惣菜店です。季節の食材を使用した上品な味付けの惣菜は、家庭での食卓を豊かに彩ります。京料理の伝統的な調理法を活かした煮物や焼き物は、素材の持ち味を大切にした繊細な味わいです。
エシレ・パティスリー オ ブールは、フランス・エシレ村で作られるA.O.P.認定発酵バターを使用したパティスリーです。バターの風味が際立つ焼き菓子やケーキは、バター好きにはたまらない逸品です。フィナンシェやマドレーヌ、ガレット・ブルトンヌなど、バターをふんだんに使用した焼き菓子は、濃厚でありながらも後味がすっきりとしており、何個でも食べたくなる美味しさです。
フロア内厨房がもたらす出来立ての魅力
デパ地下の新しいトレンドとして注目されているのが、フロア内に設置された厨房で作る出来立てスイーツです。西武池袋本店のリニューアルでは、この「ライブ感」を重視し、6つのショップでフロア内厨房を導入しました。作る過程を見ることができるのは、臨場感があり、食への期待感を高めてくれます。
足立音衛門のフロア内厨房では、栗のフィナンシェが焼き上げられています。焼きたてのフィナンシェは、栗の香りとバターの風味が際立ち、温かいうちに味わうことで、より一層美味しさが引き立ちます。冷めても美味しいですが、焼きたてならではのふんわりとした食感と香りは格別です。
鶴屋吉信の大福作りは、まさに職人技の披露です。柔らかく伸びるお餅を手際よく伸ばし、中に餡を包み込む一連の動作は、無駄がなく美しいものです。出来立ての大福は、お餅のもっちり感と餡の甘さが絶妙にマッチし、和菓子の魅力を存分に味わえます。
京みたらし梅園のみたらし団子は、注文を受けてから作られるため、常に出来立てを味わうことができます。炭火で焼かれた団子は、表面に香ばしい焦げ目がつき、中はもっちりとした食感を保っています。そこに甘辛いタレがたっぷりとかけられると、香ばしさ、甘さ、しょっぱさが絶妙に調和した味わいが生まれます。
THE ROYAL BAKEのスコーンは、焼きたての状態で提供されるため、バターの香りが漂い、サクサクの食感が楽しめます。クロテッドクリームやストロベリージャムと合わせると、本格的な英国式アフタヌーンティーの雰囲気を味わえます。紅茶と一緒に楽しむと、優雅なひとときを過ごすことができます。
このように、フロア内厨房で作られる出来立てスイーツは、デパ地下での買い物に新しい楽しみを加えてくれます。視覚、嗅覚、味覚のすべてを使って楽しめる体験は、単なる買い物を超えた特別な時間となります。
世界最高峰の海外メゾンが一堂に
西武池袋本店のデパ地下リニューアルでは、海外の有名パティスリーやショコラティエも充実しています。合計8つのショップが、世界最高峰の味を提供します。これらのブランドは、それぞれが独自のこだわりと伝統を持ち、世界中のスイーツ愛好家から高い評価を受けています。
ルノートルは、フランス・パリで1957年に創業した老舗パティスリーです。創業者のガストン・ルノートル氏は、フランス料理界に革命をもたらした人物として知られており、パティスリーの世界にも大きな影響を与えました。伝統的なフランス菓子の技術を守りながらも、常に革新的な商品を生み出す姿勢は、今も受け継がれています。
ピエール マルコリーニのチョコレートは、産地ごとに異なるカカオの個性を活かしたタブレットや、季節ごとに変わる限定フレーバーのボンボンショコラが人気です。エクアドル、マダガスカル、ベトナムなど、世界各地のカカオ豆を使用し、それぞれの特徴を最大限に引き出しています。また、ショコラだけでなく、マカロンやケーキなども展開しており、どれもショコラティエならではのチョコレートを活かした味わいとなっています。
ブノワ・ニアンのケーキは、一つ一つが芸術作品のように美しく仕上げられています。繊細なデコレーションと、計算され尽くした味のバランスは、MOFの称号を持つ職人ならではのものです。誕生日や記念日など、特別な日のケーキとして選ばれることが多く、その美しさと美味しさで大切な日を彩ってくれます。
エシレ・パティスリー オ ブールは、フランス・エシレ村で作られるA.O.P.認定発酵バターを贅沢に使用しています。このバターは、フランスの伝統的な製法で作られ、芳醇な香りとコクが特徴です。バターの風味を最大限に活かした焼き菓子は、シンプルながらも深い味わいがあり、バター好きには堪らない商品ばかりです。
これらの海外メゾンは、日本のデパ地下でも高い人気を誇っており、西武池袋本店でこれだけのブランドが揃うことは、スイーツ好きにとって大きな魅力となっています。海外旅行に行かなくても、世界最高峰の味を楽しめるのは、デパ地下ならではの醍醐味です。
地下1階ブーランジェリーフロアの本格派パン
2025年9月25日にオープンした地下1階のブーランジェリーフロアは、パン好きにとって見逃せないエリアです。本格的なフランスパンから、毎日の食卓に並ぶ食パン、惣菜パン、菓子パンまで、幅広い品揃えが特徴です。
メゾンカイザーは、フランスのブーランジェリーで修業したエリック・カイザー氏が創業した本格派ベーカリーです。最大の特徴は、自家製粉の小麦粉を使用している点です。小麦の挽き方や粉の配合にこだわることで、小麦本来の風味や香りを最大限に引き出しています。バゲットは、外はパリッと香ばしく、中はもっちりとした食感で、噛むほどに小麦の旨みが広がります。そのまま食べても美味しいですが、バターやチーズと合わせると、より一層風味が引き立ちます。
メゾンカイザーのクロワッサンは、何層にも重なったバターの層が生み出すサクサクの食感と、バターの芳醇な香りが特徴です。朝食やブランチに最適で、コーヒーや紅茶と一緒に楽しむと、優雅な時間を過ごせます。また、季節のフルーツを使ったデニッシュや、ハムやチーズ、野菜などの具材がたっぷり入った惣菜パンなど、多彩なラインナップが揃っています。
ドンクは、神戸発祥の老舗ベーカリーで、70年以上の歴史を誇ります。日本のパン文化の発展に大きく貢献してきたブランドであり、多くのパンファンから愛され続けています。代表的な商品である山型食パンは、ふんわりとした柔らかさと、ほのかな甘みが特徴で、トーストしても生で食べても美味しい万能な食パンです。厚めにスライスしてバターを塗るだけで、贅沢な朝食になります。
ドンクのコーンブレッドも人気商品の一つです。ゴールデンコーンがたっぷりと練り込まれたパンは、ほんのりとした甘さとプチプチとした食感が楽しめます。そのまま食べても美味しいですが、スープやシチューと合わせると、一層美味しさが増します。惣菜パンでは、カレーパンやクリームパン、あんぱんなど、昔ながらの定番商品も充実しており、どれも職人が一つ一つ丁寧に作っています。
ブーランジェリーフロアには、他にも複数のパン専門店が出店しており、それぞれが独自のこだわりを持っています。ハード系のパンが好きな方には、外はカリッと中はもっちりとしたバゲットやカンパーニュがおすすめです。ソフト系のパンが好きな方には、ふんわりとした食パンや菓子パンが豊富に揃っています。
朝食用のパンから、ランチのサンドイッチ、ディナーのお供まで、さまざまなシーンで楽しめるパンが揃っているのが、ブーランジェリーフロアの魅力です。焼きたてのパンが店頭に並ぶ時間帯は、香ばしい香りが漂い、思わず足を止めてしまいます。
地下2階デリフロアで日々の食卓を豊かに
地下2階のデリフロアは、2025年9月25日にオープンしました。和食、洋食、中華、エスニックなど、さまざまなジャンルの惣菜が揃い、日々の食卓を豊かにする強い味方となっています。
キッチンABCは、幅広いメニューを取り揃えた惣菜店です。ハンバーグやグラタン、パスタなどの洋食から、煮物や焼き魚などの和食まで、家庭的な味わいの料理が並びます。忙しい日の夕食や、一人暮らしの方の食事、お弁当のおかずなど、さまざまなシーンで活躍します。プロの味を気軽に楽しめるのが魅力で、家庭では手間のかかる料理も簡単に食卓に並べることができます。
吉祥寺さとうは、吉祥寺で人気の惣菜店の池袋出店です。揚げ物やサラダ、煮物など、バラエティ豊かな惣菜が特徴です。特に、唐揚げやコロッケなどの揚げ物は、サクサクの衣とジューシーな中身が人気で、夕食のおかずやお弁当のメインとして選ばれることが多いです。メンチカツやとんかつなども揃っており、揚げ物好きにはたまらないラインナップとなっています。
吉祥寺塚田水産は、新鮮な魚介類を使用した惣菜や寿司を提供する店舗です。刺身や焼き魚、煮魚など、魚料理が充実しており、魚好きにはたまらないラインナップです。魚のプロが選んだ新鮮な食材を使用しているため、鮮度と味わいは抜群です。また、海鮮丼や寿司も人気があり、ランチやディナーに最適です。サーモンやマグロ、イクラなどをたっぷりと使用した海鮮丼は、ボリューム満点で食べ応えがあります。
デリフロアには、他にも多くの惣菜店が出店しており、イタリアン、フレンチ、中華、韓国料理、タイ料理など、世界各国の料理を楽しめます。本格的な味わいを自宅で気軽に楽しめるのは、デパ地下ならではの魅力です。
また、サラダやマリネなどのヘルシーな惣菜も充実しており、健康志向の方にも対応しています。オーガニック野菜を使用したサラダや、低カロリーのおかずなど、体に優しいメニューも豊富に揃っています。
百貨店最大級を誇る弁当の品揃え
今回のリニューアルで特に力を入れているのが、弁当の品揃えです。地下1階のBENTO Stationと地下2階のデリフロアで展開する弁当を合わせると、85ブランド400種類という百貨店最大級の品揃えとなります。
ビジネスランチに適したボリューム満点の弁当から、ヘルシー志向の方向けの野菜たっぷりの弁当、お子様向けの弁当まで、多様なニーズに応えられる品揃えです。和食、洋食、中華、エスニックなど、さまざまなジャンルの弁当が揃っており、毎日違うものを選べる楽しみがあります。
季節ごとに旬の食材を使用した限定弁当も登場し、季節感を楽しめるのも魅力です。春には山菜や筍を使った弁当、夏には鰻や夏野菜を使った弁当、秋には栗やキノコを使った弁当、冬には鍋の具材を使った弁当など、四季折々の味覚を楽しめます。旬の食材を使用することで、栄養価も高く、美味しさも増します。
また、手土産や差し入れとしても利用しやすいよう、見た目にも華やかな弁当や、個包装された惣菜セットなども充実しています。友人宅への訪問や、職場への差し入れ、パーティーの持ち寄りなど、さまざまなシーンで活躍します。彩り豊かな弁当は、食卓を華やかに演出してくれます。
ランチタイムやディナータイム、さらには手土産や差し入れとしても利用できる多彩な弁当は、忙しい現代人の強い味方です。健康志向の弁当からボリューム満点の弁当まで、幅広い選択肢が用意されているため、その日の気分や体調に合わせて選ぶことができます。
生鮮食品・酒類フロアの今後の展開に期待
2026年1月以降にオープン予定の地下2階生鮮食品・酒類フロアは、新鮮な野菜、果物、精肉、鮮魚、そして豊富な種類のお酒が揃うフロアです。すべてのフロアがオープンすることで、西武池袋本店のデパ地下は、食に関するあらゆるニーズに応えられる総合食品フロアとして完成します。
生鮮食品コーナーでは、全国各地から厳選された旬の食材が並びます。朝採れの野菜や、産地直送の果物、ブランド牛や銘柄豚など、品質にこだわった食材を提供します。野菜は、有機栽培や減農薬栽培のものも取り扱い、安全で美味しい食材を求める方のニーズに応えます。
果物コーナーでは、季節ごとの旬のフルーツが並びます。春にはいちごやメロン、夏には桃やぶどう、秋には梨やシャインマスカット、冬にはりんごや柑橘類など、一年を通じて美味しいフルーツを楽しめます。また、ギフト用の高級フルーツも取り扱い、お中元やお歳暮、お見舞いなどにも利用できます。
精肉コーナーでは、松阪牛や神戸牛などのブランド牛から、国産豚肉、鶏肉まで、幅広い品揃えが期待されます。ステーキ用、すき焼き用、しゃぶしゃぶ用など、用途に合わせてカットされた肉が並び、自宅で本格的な肉料理を楽しめます。
鮮魚コーナーでは、その日に水揚げされた新鮮な魚が並びます。刺身用、焼き魚用、煮魚用など、調理方法に合わせて処理された魚が揃い、魚料理が苦手な方でも気軽に購入できます。また、旬の魚を使った寿司や海鮮丼なども提供される予定です。
酒類コーナーでは、日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキー、ビールなど、幅広いジャンルのお酒が揃います。全国の銘酒や、海外の希少なワインなど、お酒好きにとって魅力的なラインナップが期待されます。日本酒は、各地の蔵元から取り寄せた限定品や季節限定品も揃い、日本酒ファンにはたまらない品揃えとなるでしょう。
ワインは、フランス、イタリア、スペイン、チリ、オーストラリアなど、世界各国のワインが揃います。デイリーワインから特別な日のための高級ワインまで、幅広い価格帯のワインが用意され、ソムリエによるワイン選びのアドバイスも受けられる予定です。
さらに、試飲イベントや、ソムリエによるワイン選びのアドバイスなど、お客様がより楽しくお酒を選べるようなサービスも充実する予定です。新酒の季節には試飲会が開催され、お気に入りの一本を見つける楽しみが広がります。
日本最大級のデパ地下としての復活と魅力
西武池袋本店の地下食品フロアは、約180ショップが集結する日本最大級のデパ地下として復活しました。これまで以上に充実した品揃えと、百貨店ならではの高品質な商品が魅力です。
地下1階はスイーツ、ギフト、パンを中心とした構成で、贈り物や自宅用のお菓子を探すお客様に最適なフロアとなっています。華やかなスイーツが並ぶショーケースは、見ているだけでも楽しめる空間です。地下2階は惣菜、弁当、生鮮食品を中心とした構成で、日々の食卓を豊かにする食材が揃います。
両フロアともに、通路幅を広く取り、ゆったりとした空間でショッピングを楽しめるよう設計されています。ベビーカーや車椅子をご利用の方も快適に移動できるよう配慮されており、バリアフリー設計となっています。また、各ショップのディスプレイにも工夫が凝らされ、商品の魅力が最大限に伝わるよう演出されています。照明や什器にもこだわり、高級感のある雰囲気を醸し出しています。
休憩スペースも設置されており、買い物の合間に一息つくことができます。椅子やベンチが配置され、疲れた足を休めながら、購入した商品を楽しむこともできます。
グランドリニューアルの背景と百貨店の新しい挑戦
西武池袋本店は、2025年夏にグランドリニューアルオープンを迎えました。これは、西武池袋本店の開業以来初となる全面的なリニューアルプロジェクトです。百貨店業界を取り巻く環境が大きく変化する中、西武池袋本店は「新しい百貨店」をコンセプトに、時代のニーズに合わせた店舗づくりを進めています。
デパ地下の充実もその一環であり、食を通じてお客様に豊かな時間を提供することを目指しています。特に、コロナ禍を経て、食に対する関心が高まり、家で過ごす時間を豊かにしたいというニーズが増加しました。自宅での食事を楽しむ「おうち時間」の充実が求められる中、デパ地下の役割はますます重要になっています。
高品質な食材や、プロの味を気軽に楽しめる惣菜、特別な日を彩るスイーツなど、デパ地下は食の総合エンターテインメント空間として進化しています。単なる買い物の場ではなく、新しい味との出会いや、季節の移ろいを感じられる場所として、多くの人々に愛されています。
池袋エリアにおける商業施設としての役割
池袋は、東京の主要なターミナル駅の一つであり、1日に数百万人が利用する巨大な商業エリアです。JR線、東京メトロ、西武線、東武線など、複数の路線が乗り入れており、都内各地からのアクセスが良好です。西武池袋本店は、そのランドマーク的存在として、長年にわたり池袋の顔として親しまれてきました。
今回のリニューアルにより、さらに魅力的な商業施設として生まれ変わり、池袋エリア全体の活性化にも貢献することが期待されています。地下食品フロアは、仕事帰りのビジネスパーソンや買い物客、観光客など、さまざまな人々が訪れる場所となっています。平日のランチタイムや夕方、週末など、常に多くの人で賑わっており、池袋の活気を支える重要な施設となっています。
また、海外からの観光客にとっても、日本の食文化を体験できる場所として人気があります。和菓子や日本酒、弁当など、日本ならではの商品が豊富に揃っており、お土産としても喜ばれています。多言語対応のサインや、外貨両替サービスなども充実しており、海外からの訪問者も安心して買い物を楽しめます。
顧客体験の向上とデジタル技術の活用
リニューアルに際しては、顧客体験の向上も重要なテーマとなっています。単に店舗数を増やすだけでなく、お客様が快適にショッピングを楽しめるよう、動線の改善や休憩スペースの設置なども検討されています。
また、デジタル技術を活用した新しいサービスの導入も予定されています。スマートフォンアプリと連動したポイントサービスや、店舗情報の検索機能などが充実する見込みです。アプリを使えば、お気に入りのショップの新商品情報や限定商品の案内を受け取ることができ、効率的に買い物を楽しめます。
さらに、オンラインでの事前注文や、デリバリーサービスなども検討されており、店舗に足を運べない方でも、西武池袋本店のデパ地下の商品を楽しめるようになる予定です。忙しい方や、遠方にお住まいの方にとって、大変便利なサービスとなるでしょう。
リニューアル後の反響とSNSでの話題
2025年9月17日にスイーツ&ギフトフロアがオープンして以来、西武池袋本店のデパ地下は、連日多くのお客様で賑わっています。特に、百貨店初出店のショップや、関東初出店のショップには、行列ができることも珍しくありません。オープン初日には、開店前から数百人の行列ができ、注目度の高さを示しました。
お客様からは、「これまでにない充実した品揃えで、買い物が楽しい」「海外の有名ブランドが揃っていて嬉しい」「弁当の種類が豊富で、毎日違うものを選べる」といった好意的な声が多く寄せられています。リピーターも増えており、週に何度も訪れるという方も少なくありません。
また、SNSでも、新しいショップの商品や、限定商品の情報が数多く投稿されており、話題となっています。特に、インスタ映えするスイーツや、珍しい商品は、拡散されやすく、遠方からわざわざ訪れるお客様も増えています。ハッシュタグ「#池袋西武デパ地下」や「#西武池袋本店リニューアル」などで検索すると、多くの投稿を見ることができ、実際に購入した商品の写真や感想を参考にすることができます。
特に人気が高いのは、シェ・シバタの生ケーキ、ピエール マルコリーニのチョコレート、メゾンカイザーのバゲット、足立音衛門の焼きたてフィナンシェなどです。これらの商品は、SNSで頻繁に取り上げられ、「買ってよかった」「また買いたい」という声が多く寄せられています。
今後の展開と完成への期待
今後、2025年10月以降に地下1階のBENTO Stationが、2026年1月以降に地下2階の生鮮食品・酒類フロアがオープンすることで、さらに充実したデパ地下が完成します。それまでの間も、新しいテナント情報や限定商品の情報が随時発表されることが予想されます。
BENTO Stationがオープンすることで、弁当の品揃えはさらに充実し、ランチやディナーの選択肢が大幅に増えます。オフィス街に近い池袋という立地を活かし、ビジネスパーソン向けの弁当も豊富に揃う予定です。
生鮮食品・酒類フロアがオープンすることで、食材からお酒まで、食に関するすべてを西武池袋本店のデパ地下で揃えることができるようになります。一カ所で買い物が完結するのは、忙しい現代人にとって大きなメリットです。
すべてのフロアがオープンした後は、約180ショップが集結する日本最大級のデパ地下として、池袋エリアの新しいランドマークとなることが期待されています。食のテーマパークとも言えるような、充実した空間が実現します。
デパ地下ファンにとっては、新しいお気に入りの店舗を発見する絶好の機会となるでしょう。また、これまでデパ地下を利用していなかった方にとっても、充実した品揃えと質の高い商品が、新たな食の楽しみを提供してくれるはずです。
西武池袋本店のグランドリニューアルは、百貨店の新しい可能性を示す重要なプロジェクトとして、業界内外から注目を集めています。食を通じた豊かな時間の提供を目指し、お客様に愛される百貨店としての地位を確立していくことでしょう。
注目の新店舗とテナント一覧のまとめ
池袋西武デパ地下リニューアルで注目すべき新店舗とテナントを、フロアごとに整理すると、地下1階スイーツ&ギフトフロアには、シェ・シバタ、日本橋千疋屋総本店、メゾン・ダーニ、ルノートル、ピエール マルコリーニ、ブノワ・ニアン、CC’s Cookie、太陽のガレット、キャラメルTOKYO、パリバターショコラ、DI CLASSE、足立音衛門、鶴屋吉信、京みたらし梅園、ザ・ロイヤルベイク、たねや、卯花墻・味小路、エシレ・パティスリー オ ブールなど、25の人気スイーツショップが集結しています。
地下1階ブーランジェリーフロアには、メゾンカイザー、ドンクをはじめとする本格派ベーカリーが出店し、毎日の食卓を彩るパンから特別な日のパンまで、幅広い品揃えを実現しています。
地下2階デリフロアには、キッチンABC、吉祥寺さとう、吉祥寺塚田水産など、和食、洋食、中華、エスニックなど多彩なジャンルの惣菜店が集まり、日々の食事を豊かにしてくれます。
これらのテナント一覧は、池袋西武デパ地下リニューアルの全容を示すものであり、食にこだわる方々にとって、訪れる価値のある充実した内容となっています。新しい食の発見と出会いが待つ、日本最大級のデパ地下をぜひお楽しみください。

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